
投稿日:2025/11/04

 伊藤忠食品株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長・社長執行役員:岡本 均、以下:当社)が主催した「~未来を創る~ 第12回全国高等学校フードグランプリ(以下:本コンテスト)」にて静岡県立沼津商業高等学校の「しずっ娘。」が文部科学大臣賞(大賞)を受賞しました。
 なお、当日はスペシャルサポーターとしてお笑いコンビのジェラードンをお迎えし、会場を大いに盛り上げていただきました!本コンテストの模様を記録したダイジェスト動画は後日オンデマンド配信予定です。
本コンテストは、高校生が地域の特産品を使ってメーカーと共同開発した食品を全国から募集し、開発商品のNo.1を決定する大会です。本選のプレゼンテーション審査では、緊張感がありつつも堂々とした発表が披露され、審査の結果、大賞および各賞が決定いたしました。また、チャレンジ部門・マーケティング部門ではそれぞれ、商品化の可能性を感じるアイデアや、データ分析などを用いた販促アイデアのプレゼンテーションが行われました。いずれの部門も、数々のエピソードやアイデアに対する賛辞の声が続出しました。
【受賞校】


【大会概要】

【審査員・審査基準】
(特別審査員)
イオン株式会社 渡邉 祐子 様/株式会社エブリー 斎藤 香織 様/
株式会社よしもとセールスプロモーション&エリアアクション 西山 実 様
(審査員)
大塚食品株式会社 堀内 雄大 様/キユーピー株式会社  佐藤 亮治 様/
キリンビバレッジ株式会社 西山 佳伸 様/大和ハウス工業株式会社 村上 泰規 様
(審査委員長)
伊藤忠食品株式会社 岡本 均
上記審査員により、以下①~⑦の評価項目に準じた審査を行いました。
①商品の味・食べ方の創意工夫 
②商品の独創性、新規性			 
③商品のネーミング、パッケージデザイン	 
④価格の妥当性
⑤商品の流通性(物流、販売面)
⑥商品開発による地域社会への波及効果及び貢献度
⑦プレゼンテーション審査
【「~未来を創る~ 全国高等学校フードグランプリ」とは】
 食品の中間流通業を営む当社が主催する「~未来を創る~ 全国高等学校フードグランプリ」は、高校生が地域の食材や食文化を活用して開発した商品を全国から募集しNo.1を決定する大会です。
 前身の「商業高校フードグランプリ」は、2013年に商業高校(商業科目を有する高校)に「商品開発」の科目が新設されたことを受けて、教育支援活動として同年にスタートしました。その後、審査基準の見直しや、オープンな会場での開催、幅広い業界からの審査員の起用など、「商業高校フードグランプリ」を通じて高校生の商品開発に関する学びが深くなるよう改善を続けてきました。また、エントリーされる商品はどれも高校生の熱意や思い、知識が詰まっていてレベルが高く、審査員をはじめ多くの方から高い評価を得てきました。
 本年度は、高等学校教育全般における総合的な探求学習の活性化、地域に根差した開発商品の増加を背景に募集対象を「学校の活動(授業、部活動、課外研究など)で食品の商品開発を行う全国の高等学校」に拡げました。それに伴い、名称を「~未来を創る~ 全国高等学校フードグランプリ」として新たなスタートを切り、「食を通じた地方創生と人材育成による食品市場の活性化」を目的に据え、地域や高校生、専門学校生、後援団体・協賛企業それぞれに向けて以下のような価値を提供していきます。
①地域に向けて:地域の食材活用や食文化の認知拡大による地域活性化
②高校生に向けて:地域に根差した食品の商品開発を行う高校生に向けた体験的な学習機会の提供
③後援団体・協賛企業に向けて:食に関心が高い地域・高校生との接点獲得、団体・企業の認知度向上
④専門学校生に向けて:新たにマーケティング部門を設置し、専門学校との連携、販促案の考案など、実践的な機会の創出と提供
当社は、本コンテストを通じた地域資源のさらなる活用や食文化の継承・浸透による地方創生、ならびに未来を担う高校生に向けた学習機会の提供による人材育成により、食品市場のますますの活性化を目指していきます。
【本件に関するお問い合わせ先】
伊藤忠食品株式会社 経営企画部サステナビリティ推進チーム 川浪/宮原/末森
TEL:03-5411-8512  mail:info-fgc@itochu-shokuhin.co.jp