全国高等学校フードグランプリ

食品の中間流通業を営む伊藤忠食品㈱が主催する「~未来を創る~ 全国高等学校フードグランプリ」は、高校生が地域の食材や食文化を活用して開発した商品を全国から募集しNo.1を決定する大会です。

前身の「商業高校フードグランプリ」は、2013年に商業高校(商業科目を有する高校)に「商品開発」の科目が新設されたことを受けて、教育支援活動として同年にスタートしました。審査基準の見直しや、オープンな会場での開催、幅広い業界からの審査員の起用など、「商業高校フードグランプリ」を通じて高校生の商品開発に関する学びが深くなるよう改善を続けてきました。また、エントリーされる商品はどれも高校生の熱意や思い、知識が詰まっていてレベルが高く、審査員をはじめ多くの方から高い評価を得てきました。

2025年には、高等学校教育全般における総合的な探求学習の活性化、地域に根差した開発商品の増加を背景に募集対象を「学校の活動(授業、部活動、課外研究など)で食品の商品開発を行う全国の高等学校」に拡げました。それに伴い、名称を「~未来を創る~ 全国高等学校フードグランプリ」として新たなスタートを切り、「食を通じた地方創生と人財育成による食品市場の活性化」を目的に据え、地域や高校生、後援団体・協賛企業それぞれに向けて以下のような価値を提供していきます。

  • ①地域に向けて:地域の食材活用や食文化の認知拡大による地域活性化
  • ②高校生に向けて:地域に根差した食品の商品開発を行う高校生に向けた体験的な学習機会の提供
  • ③後援団体・協賛企業に向けて:食に関心が高い地域・高校生との接点獲得、団体・企業の認知向上

本選当日は、厳しい予選を通過した高校が審査員や来場者に向けてプレゼンテーションを行います。食文化を含めた地域の魅力や商品開発に込めた思いなどを伝えるために高校生が工夫を凝らした熱いプレゼンテーションは必見です。

全国高等学校フードグランプリ

食を通じた地方創生と人財育成

伊藤忠食品㈱は、食品市場の今後の持続的な成長に向けて、市場や消費者に響く適正な社会的価値・経済的価値の創出が不可欠であり、地方創生と人財育成はその礎として重要な要素であると考えています。このような観点から、食品の中間流通業を営む当社は、メーカー・小売業の協力を得ながら、未来を担う高校生などの若い人財に向けて製・配・販が持つ知見を生かした学習機会の提供を従前より行っています。

具体的には、高校生が地域の食材や食文化を活用して開発した商品を全国から募集しNo.1を決定する大会「~未来を創る~ 全国高等学校フードグランプリ」(旧「商業高校フードグランプリ」)の開催をはじめ、プロのバイヤーが参加する当社主催の展示会にて高校生の開発商品をプロモーションする機会や、物流センターの見学、流通・マーケティング関連の講義など、様々な学習機会を提供しています。

当社は、これらの取り組みを継続的に実施することで、食を通じた地方創生と人財育成による食品市場の活性化を目指していきます。

「青少年の体験活動推進企業表彰」
文部科学大臣賞(大企業部門)を受賞

「商業高校フードグランプリ」(現在の名称:全国高等学校フードグランプリ)が社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に優れた実績を行っている企業を表彰する、文部科学省主催の平成29年度「 青少年の体験活動推進企業表彰」において最高賞とされる「文部科学大臣賞(大企業部門)を受賞しました。

本選 参加生徒の声

本選 参加生徒の声

Movies・過去開催時の様子

2020

新型コロナウイルス感染症拡大のため中止